夏到来!虫刺されとかゆみに効く、一番安くてお手軽なアレ。


かゆい猫
かゆい猫 / sabamiso

 

6月に入りました。夏です!

夏は大好きなショビ書房ですが、唯一嫌いなものがあります。です。

あいつらの羽音を耳元で聞いてしまった日にゃあうなされて夜も眠れないほどです。

 

アースマットに蚊よけリングに虫よけスプレーは当たり前。

家の窓や玄関など蚊が侵入してきそうな所には虫をよせつけないスプレーを常時吹きかけているし、この季節の玄関ドアは蚊が侵入して来ないよう3秒開け閉めルールを採用しています。

家の中に蚊が入ってきてしまった時の絶望感たるや、映画「ミスト」並みですから。

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これだけ注意していても、蚊に刺される人は必ず刺されます。

そんな時いち早くかゆみを消して、蚊が自分を刺した事実を忘れさせてくれるアイテムを紹介します。

 

今まで試してきては挫折したかゆみ止めたち

虫さされと言えばムヒやキンカンですね。

でもあの人たち、案外効かなくないですか?

あと案外高い。

かゆみ止めは常に使いたいので、家に常備しておく用と携帯用と仕事場用と考えた時、出費がかさみます。

 

玉ネギやレモンが効く、とどこかに書いていましたが、ンなもん常備するわけにはいかない。

石鹸を塗るといいとかセロハンテープを貼るといいとかいう話も聞いたので試しましたが、全然!効きません。

 

一時期流行ったのが「熱湯を入れたマグカップを患部に押し当てると驚くほどかゆみが消える」というもの。

あれも全然効かない。と人に言ったら

「高温で蚊の毒のタンパク質を消すというしくみだから、刺された直後にやらないと意味がない。あと熱ければ熱いほどいい」

とアドバイスされた。それって火傷でかゆみがかき消されているだけでは・・・・?

と思ったけど、刺された者はワラをもつかむ。言われた通りにやりました。

刺されたらダッシュで給湯室へ。マグカップに熱湯を入れてギュー!アツー!

 

・・・・ほどなくしてプク~と皮膚が膨らんでいきました。全然効いてない!

後で調べたらタンパク質を熱湯で云々は全く医学的に根拠がないそうです。

 

救世主登場

 結局ムヒに頼るしかないのか・・・・とほほ

と思いながらビールを飲んでいたある日。

ビールを飲むと蚊が寄ってきやすくなるので居酒屋を出た私は若者の群れになるべく紛れるようにしました。蚊は若い子の血の方を優先的に欲しがるからです。

そんな姑息な手を使ってまで刺されたくないのかお前は!・・・・という叱咤に近い自問自答がほろ酔いの頭の中で繰り返されていた時、天啓のような声が後ろから聞こえました。

「なに、かゆいの?虫に刺されたら歯磨き粉。コレで一発よ」

 

なんと!

早速後日、蚊に刺されたばかりの患部に歯磨き粉を塗ってみました。

数分でかゆみがなくなったー!!これはすごい!!!

ということで、以来虫刺されマスターの私は歯磨き粉一本です。

 

虫刺されに歯磨き粉を使うメリット

なぜ虫刺されに歯磨き粉が効くのか?

はっきりしたことは分かっていませんが、歯磨き粉に含まれているメントール成分が冷却効果を生むそうです。

それだけ聞くと熱湯押し当て療法なみに効果がイマイチ期待できない感じがしてしまうのですが・・・・、とにかく実際にかゆみにダイレクトに効いているので、この際原理はどうでもいいでしょう。

 

又、ふだんは歯や歯ぐきに使用しているものなので、肌に塗ることで健康をむやみに害する心配もありません。あと、元々がクリンネス商品なので、玉ねぎとかお酢を肌に塗るのと比べて生理的嫌悪感が少ないのもいい所です。

 

一番のメリットは値段携帯性です。

 

虫刺されに使う歯磨き粉は安ければ安いほどいいです。

高価な歯磨き粉だと歯と歯ぐきのみに特化した薬効成分が多く含まれている可能性が高いからです。逆に安価な歯磨き粉ほどスーッとする成分を水増しすることでごまかしているので笑、かゆみ止め薬としては適しています。

 

そこで私がオススメしたいのは旅行先のホテルなんかに置いてある、醤油さしサイズの使い捨て歯磨き粉。大体歯ブラシとセットでパッケージされていて、ホテルのフロントや洗面台に置かれています。

これを貰ってバッグの隅に忍ばせておけば携帯かゆみ止め!

どんな携帯用かゆみ止めよりもコンパクトで、しかも無料です。

量が心配かもしれませんが、歯磨き粉はちょっと付けるだけで効くのでしばらくもちます。

 

家と職場には普段使いの歯磨き粉があるのでわざわざ虫刺され用に買い足す必要もなし。いいことづくめです。

 

歯磨き粉のデメリット

デメリットはひとつ。塗り跡が白浮きして目立つことです。

元々水ですすぐ前提で出来ている商品なので、ここばかりはどうにもなりませんね。

ただ効果がバツグンなので、微々たるメリットだと思って私は使っています。

どうしても気になる人はしばらくして乾いたら塗った部分を指の腹でこすって下さい。ポロポロと消しゴムのカスのように白い粉がはがれ落ちます。

 

まとめ

夏の虫刺され・かゆみは誰もが悩まされます。でもいざ薬局に行くと案外なかゆみ止め薬の高さに購入を我慢している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

かゆいから掻いてしまう。掻くともっとかゆくなる。この悪循環が虫刺されの一番嫌な所です。だから刺され始めにダンッとかゆみを断ち切ってしまいたいものですが、市販の薬でもなかなかそこまで即効性はありません。

 

熱湯押し当てブームを筆頭に、セロテープを貼るとかバッテンに爪痕をつけるとかいろんなかゆみ止め情報が飛び交っていますが、個人的にはどれもいまいちで、歯磨き粉がオンリーワンの正解です。

虫刺されに悩んでいる方はぜひ一度試して下さい。


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