風呂のイヤな匂いを消す画期的な掃除法。



Esthers tub / Nick Kenrick.

風呂掃除をしたのにカビの匂いがする

マンションに引っ越して早半年。
風呂からカビたような嫌な臭いがしてきました。
築20年の賃貸マンションとはいえ、管理はそこそこ行き届いている我が家。
何が匂いの元なのかくまなく調べていると、一か所怪しい所がありました。

それはバスタブの下にあるとても狭いすきま。
うちの風呂桶は浮かして置いてあるタイプではないのでそこに汚れはたまらないと思っていたのですが
よく見るとバスタブの壁面と床の間にわずかなすきまがあります。
このすきまに残り湯や髪の毛が入って、菌が繁殖しているのでは?

 

バスタブの側面はただのついたてだったという新事実

本当に数ミリのすきまなので、掃除のしようがないと思っていました。
しかし・・・・なんかおかしい。
このすきまで菌が繁殖して匂いの元になっているということは、もっと奥に空間が広がっているのではないか。

そう思って調べてみたら、ビンゴでした。
ずっとバスタブは浴室にぴっちり据えつけられていると思っていたのですが、
実はそのように見せかけているだけだったのでした。

どういうことかというと、バスタブの側面と思っていた壁は実はバスタブではなく、ただの目隠しパネルだったのです。

この目隠しパネルのことをエプロンというそうです。

 

エプロンを知っていると知らないとでは掃除の質が大違い

エプロンの外し方はとても簡単でした。

matome.naver.jp

※ここから先はメーカーや住宅事情によって異なるので、自己責任でお試しください。

基本は側面をの下をがしっと持ち、上に持ち上げて、手前に引っ張るだけ。
そうすると驚くほど簡単にエプロンが外れてお風呂の真の姿(写真ではとてもお見せできない・・)が姿を現します。

まるでダンジョンの隠し扉を発見したような爽快感でした。
なんでみんな今までこのことを教えてくれなかったんだという、どこへぶつけたらいいのか分からない憤りすら感じました。

とにかくもうびっしり一面汚れがこびりついていたので、ひたすらカビキラーをまいてはブラシでこすり、汚れを落としました。
汚れ自体は結構かんたんに落ちるのですが、とにかく大量にこびりついているので流す時に気を付けないと排水口がつまってしまうことに注意が必要です。

また、風呂桶の内部はやはり数センチ宙に浮いている形で設置されているので、それ用の形状をした掃除器具じゃないと手が届かず底面の汚れを取ることができません

この際高圧洗浄機の購入も考えてます。風呂だけじゃなく他の所も綺麗にできますしね。人気なのは↓らしいです。うーん・・洗うの気持ち良さそう!

 

 

さらに、これはネットに書いてあった情報ですが、
バスユニット内部を洗うとカビの胞子が浴室内にまき散らされるので、浴室がカビやすくなるそうです。こわい!
なので、掃除が終わったあとはカビ防止剤をまいたり、ユニット内部を完全に乾かしたりするなどの対策が必要です。

見えなかった汚れが可視化されたことによる絶大な安心感

いままで未知と謎に満ちていたバスタブの内部。
最初は「開けたら虫がわさわさわさ~って出てきたらどうしよう・・」などと嫌な想像がふくらんでエプロンを開けるのに躊躇しましたが、
いったん開けて中身を見てしまえば怖いものはありません。
確かに「今までこんなに汚い浴室で体を洗ってたんだ・・」と多少凹みましたが、きれいさっぱり洗ってしまえば逆に気持ちよくなります。
どうなっているか分からなかった内部の仕組みが分かることによって不安がなくなり、またエプロンの外し方もおぼえたので「汚れたらすぐ洗えばいいや」と心が楽になりました。
これから気持ち好く風呂につかれそうです。

知らなかったことを知るって大事だなと思いました。


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