ショビ書房のホリディ

マンガ・仏像彫り日記・℃-ute・ハロプロなどについて書いています。

高倉町珈琲国立店オープン。高倉町珈琲会長と国立の深い関係。

高倉町珈琲の前身ともいえる、すかいらーくと国立の深い関係

国立にまたひとつ話題の喫茶店ができました!
その名も「高倉町珈琲」。
f:id:chove-chovo:20151008191727j:image
実はこの喫茶店、すかいらーくの元社長である横川竟氏がつくったお店です。

 

すかいらーくと国立には深いつながりがあります。
1970年、すかいらーくの創業1号店は国立市内に建てられました。
つまり、横川氏にとって国立はファミレス文化を築いた始まりの地といえるでしょう。

その後すかいらーくグループはジョナサンやガストのヒットと共にファミレスのトップまで大成長。しかし外食産業の市場の縮小や原材料の価格高騰などが理由で2008年に横川氏は社長を退任します。

すかいらーくを抜けた横川氏が「外食の本来の役割である「楽しい店」を多くのお客様に届けたい」という思いで去年新たに立ち上げたのが株式会社高倉町珈琲です。
八王子市の高倉町から店名を付け、現在東京都下を中心に関東・北陸で10店舗を展開中。
先月9店舗目にできたのが国立店です。
横川氏は国立店のオープンについて、このようなことをブログに書いています。

国立店オープン: 高倉町珈琲の思想 〜 横川竟のささやき 〜

 

45年も前、「すかいらーく」の1号店を出す場所を探して決めたのが国立インターの近くでした。信じられないかもしれませんが、当時の中央高速は国立から調布までしか開通していなかったのです。でも、将来を見据えて自分達の全てをかけて全力を尽くす、それで夢の実現を果たした、そんな心の思い出の街です。私自身も10数年住んでいました。

 国立は喫茶店の多い町です。個人店もチェーン店も多いし近年主流のシアトル系カフェも充実、更に最近はコメダ珈琲もできました。
しかし高倉町珈琲はチェーン店ではありながら国立とゆかりが深く、これから時間をかけて住民に愛される喫茶店になっていきそうな予感です。


実際に行ってみた。利用レポート

日曜の朝と平日の朝、モーニングを2回利用してみました。
どちらも朝からお客さんで賑わっていました。2フロアあるので並ぶということは無さそうですが、グループでの利用も多いので静かな空間というわけにはいかなさそうです。全席がソファで余裕をもたせた席づくりがされています。

ドリンクの価格は500円前後。無料でモーニングセットが付けられます。
無料モーニングは2種類、トーストとゆで卵のセットか、チーズトーストとフライドポテトのセットがあります。両方食べましたが、チーズトーストセットの方が断然お腹にたまるし、芸があります。トーストにスライスチーズをのせているだけかと思いきや、間にマヨネーズコーンが挟まっていました。美味しいです。ポテトもカリッと揚がっていてアツアツです。

ドリンクは多くの商品が2杯目以降半額になり、しかも対象商品であれば1杯目と違うドリンクを注文してもOKです。これはじっくり腰を据えて楽しみたい人には嬉しいサービスですね。

また、ドリンク代プラス300円でフレンチトースト、プラス380円でリコッタパンケーキのモーニングセットを付けることもできます。
このフレンチトーストがめちゃくちゃおいしい!

f:id:chove-chovo:20151008191746j:image
実は私の親は昔喫茶店を営んでいて、フレンチトーストが人気メニューだったので、今でもフレンチトーストには目がないのですが、高倉町珈琲のフレンチトーストは今の所、国立の喫茶店の中で一番おいしいです。外はカリッと、中はフワッと。ほどほどにジューシーで、ほどほどにベタつかない甘さで、なんというか、節度をわきまえている味です。別器で提供されるクリームもおいしい。おそらく万人に受けのいいフレンチトーストなので、ぜひご賞味下さい。

モーニングセットのリコッタパンケーキはシンプルです。ビルズなんかで食べたら倍の値段がかかりますが、味に遜色はありません。あっさりしたパンケーキをお求めの人はモーニングセットのパンケーキでちょうどいいと思います。

もっとこってりクリームの乗った、甘々のパンケーキを食べたい!という人は単品をおすすめします。

f:id:chove-chovo:20151008191803j:image
特製クリームのリコッタパンケーキはパンケーキが埋もれてしまうくらいこってりとクリームを乗せた逸品です。おそらくこれが高倉町珈琲の看板メニューなのでしょうか。
私が食べた時はフレンチトーストを食べたあとだったのでお腹いっぱいでしたが、とにかく上品で甘いものをたらふく食べたいという時にこれと珈琲を頼めばきっと最高でしょう。


最後にお砂糖とコーヒークリームの話を。
高倉町珈琲は店の内装から飲み物・食べ物に至るまでとても趣向を凝らしているのですが、どのテーブルの上にもスティックシュガーとコーヒークリームのポーションが置かれています。
優雅な内装に少し不釣り合いな気もするスティックシュガーとポーションですが、このスティックシュガーこそ横川会長のこだわりの一品なのでした。それについて書かれた会長のブログを紹介します。

ポーションパック: 高倉町珈琲の思想 〜 横川竟のささやき 〜

すかいらーくを始めた頃、シュガーポットを使っていました。ある日、お客様から「この店の砂糖はしょっぱい」とのご指摘を受けたのです。そこで調べてみたら、誰かがいたずらして塩をシュガーポットに入れてしまったようでした。私はその時に「今回は塩で済んだけれども、この先は毒でも何でも入れられてしまう可能性がある」と危険を感じたのです。

そこで、砂糖のメーカーと協力して、スティックシュガーを作ったのです。

 食品の安全性を高めるために横川氏が数十年前に開発したのがスティックシュガーだったのです。
スティックシュガーもれっきとした高倉町珈琲ブランドの開発品と思って眺めると、不思議と調和しているように思えてきます。笑

一大ファミレス産業を日本に築き上げた横川氏が国立という原点に立ち戻って始めた喫茶店、高倉町珈琲。そこにはまだまだたくさんの食に対する工夫や思い入れが隠されていそうです。


余談ですが、横川会長のブログをさかのぼって読んでいたらすかいらーく第1号国立店のエピソードが書かれていたので抜粋します。

ピカピカの店: 高倉町珈琲の思想 〜 横川竟のささやき 〜

昔、国立のすかいらーくは、トイレがきれいでピカピカなので、食事はしないのにトイレ休憩のためにある会社の社長車が立ち寄る場所として使われていたことがありました。そのことは、お客様はもちろん働く人にとっても喜びでありました。

 食べ物が美味しければいいってもんじゃない、という話から出たすかいらーく1号店のエピソードです。どうでもいいですが私はいつも国立駅に降りると駅のトイレがとても綺麗でほっとします。冬はとても暖房が効いていて、冷え性の自分にはとても有難い空間です。今まで虫の出るトイレややたら寒いトイレの駅ばかりを利用してきたので、最寄りの駅のトイレが落ち着くというのはとても幸せなことだと思う毎日です。
トイレって・・結構大事ですよね。
モーニングに付き合ってくれた友達が高倉町珈琲のトイレに入って、戻ってきしなに「私、ここ大好き!」と宣言した時、そう実感しました。