ショビ書房のホリディ

ハロプロや仏像などについて書いています。

「ハロプロ研修生発表会2018 ~春の公開実力診断テスト~」個人別傾向と対策(14000字)

2018年現在におけるハロプロ研修生の動向

今年の実力診断テストの行方を占う際にまず注目すべきは、ここ2年間における研修生の増減数です。
2016年春~2017年春にかけて
研修生を抜けたのは11名(デビュー6名、修了5名)。
対して新加入が21名(北研含む)と、大量の加入です。

そこからさらに1年経って現在、抜けた研修生は5名。
全員がデビュー確約組で、辞めた子はなんと0人です。
(※これを書いていた直後に北川亮ちゃんと橋本桃呼ちゃんが辞めてしまいました。なぜ、デビューの大きなチャンスである実力診断テストを目前に辞めたのでしょうか・・)

 



2016年末、研修生に長く在籍していた加賀楓ちゃんがモーニング娘。に加入するという大逆転劇が起き、さらに2017年実力診断テストではサプライズの5名デビュー確約。これにより、研修生内の機運ははちきれん程に高まっていたはずでしょう。
入ってすぐ辞めた吉田、後藤ちゃんの2名を除けば、約1年半の間研修生を辞めた子がいないという珍しい状況が、彼女らのモチベーションの高さを物語っています。

しかしそんな上昇機運とはうらはらに、実質的にデビューしたのはこの1年間でたったの2名(段原、川村)です。
ゆえに、現在のハロプロ研修生はまるで地球の上空で今か今かと地球侵略をスタンバっている大量の完璧超人(キン肉マン)のようなもので、モチベーションの高い実力者と逸材がごった煮となっている状態です。

正直、実力診断テストというイベントとしての盛り上がりは去年で最高潮を迎え、今年は少し落ち着くのではないかと予想します。というか、あんなことが毎年起きていたらとてもじゃありませんが研修生もヲタも心がもちません。
それに、あれだけいっちゃんのデビュー劇を盛り上げておいて、結局今日にいたるまで丸一年新ユニットの件が何も進まなかったというのは正直ひどいです。普通の運営サイドならば、去年の反動で、今年のテストはもう少し腰を落ち着けて取り組もうとするでしょう。

しかし前述したように、現在の研修生はAbemaオーディションによる新人組を除いて全員が、去年の激戦を争ったにも関わらずプールされて、力を持て余している逸材たちばかりです。
特に、去年、新人ということを理由に選考外とされた27期と北研が、1年の研鑽を経てどんな活躍を見せるか。そして、去年の騒動のどさくさまぎれになぜか研修生リーダーになった硬派研修生の筆頭井上ひかるちゃんをはじめとしたベテラン組がどんな戦いを見せるのか。
そのハイレベルなしのぎ合い次第では、やはり事務所も黙っていられないかもしれません。

全体予想

全体のセットリストを観た印象としては、渋めの選曲が多いです。
また、今年の特徴は、出場者全員の実力がお客さんに大体知られているという点にあります。30人中25人は前回の実力診断テストに出場経験があり、残る5名はAbemaオーディション出身者なので、オーデ映像でどのくらい歌って踊れる子なのかは把握済みです。

ここから言えることは、2014年の段原瑠々ちゃんや2016年の清野桃々姫ちゃんに代表される「知名度の低かった逸材が初出場にしていきなりBP賞を獲る」という現象は極めて発生しにくいということです。
つまり、今年は総合実力の高い中堅~年長者勢が順当にBP賞他を獲る可能性が高いと言えます。
そこに選曲の妥当性を加味すると、山﨑夢羽ちゃんか島倉りかちゃんがBP賞候補の筆頭になると予想します。

中堅より上が賞を総なめするだろうと書きましたが、若手研修生がBP賞をかっさらう可能性もあります。2016年の笠原桃奈ちゃんパターンです。笠原ちゃんは2015年出場時点ではお花畑の女の子といった雰囲気でノーマークの存在でしたが、翌年の実力診断テストでホットパンツとノースリーブシャツという衣装で出場。突然の露出とセクシーさに観客は驚き,実力というよりはその意外性によって多くの票が集まる結果となりました。

つまり、歌とダンスだけではなく、演出の意外性でもBP賞を獲れるのが実力診断テストだということです。実力は既知でも、アイデアさえ光っていれば並み居る猛者たちをごぼう抜きしてBP賞を受賞できる可能性が充分にあります。
そういう観点だと、爆弾を隠し持っていそうなのは工藤由愛ちゃん、中山夏月姫ちゃん、金光留々ちゃんあたりでしょうか。

また、若手実力派の松永里愛ちゃん、エンタメ性の高い金津美月ちゃん、虎視眈々と我が道を進む野口胡桃ちゃん、そして、何も起こらないとは思うけどそれでも何か起こるのをつい期待してしまう土居麗菜ちゃん。
ここらへんは、私のひいき目が多分に入っていますが、上位へ食い込んでくれたら面白いなと思う面々です。


さあ、緊張の2018年です!
ここから個別予想に入ります。
これまでのハロプロ研修生実力診断テストのレポートブログは以下にありますので、あわせて読まれるとより楽しめると思います。

 


1.岡村美波
愛して愛して後一分 (モーニング娘。)

愛して 愛して 後一分

 

松浦亜弥に憧れる、古風で正統派アイドル指向の岡村ちゃんです。前回は「トロピか~る恋して~る」を歌い、アイドル力の高さを如何なく発揮してくれましたが、今回は意外にもプラチナ曲に挑戦です。
以前、発表会に行った時、岡村ちゃんが「モーニングコーヒー」を歌っていてそれはもうキラキラしていたのですが、逆に他の曲が精彩に欠けていたという印象を受けました。なので、今回のプラチナ楽曲は表現の幅を広げるという意味ではバッチリの選択だと思います。岡村ちゃんの新しい魅力が出るといいですね。また、1番はとんでもない緊張ですが、逆にチャンスでもあります。これまでのテストでも1番の子がプレッシャーをはねのけて受賞するパターンが数回ありました。くじ運も含めて有力候補です。


2.児玉咲子
未熟半熟トロトロ(こぶしファクトリー)

未熟半熟トロトロ

 

一昨年はトマト、去年はスイカの衣装で楽しませてくれた児玉ちゃん。今年は「未熟半熟トロトロ」ということで、衣装テーマは卵でしょうか?はたまた、リコピン推しを貫くのでしょうか?いずれにしろ彼女の自作衣装はいつもポイント高いので楽しみです。
あまり知られていない気がしますが、とても綺麗な女の子に成長してきています。少女っぽいヤンチャさが消えてきて、元々の目鼻立ちの綺麗さが際立ってきました。また高くて細い声質も良く、発表会でもソロパートを任されるようになってきました。ここらへんでリコピン星王女の存在感をアピールしたい所です。


3.西田汐里
ゴールデンチャイナタウン(Berryz工房)

ゴールデン チャイナタウン

Berryz工房 『ゴールデン チャイナタウン』(Berryz Kobo[Golden ChinaTown]) (MV) - YouTube

 

優勝候補の一人です。おっとりした外見とは裏腹に、歌良しダンス良しキャラ良しの3拍子を持つ西田ちゃん。研修生舞台の主役にも抜擢された彼女ですが、なぜかここ最近は全体曲を外されたりする動きがありました。パフォーマンス面が落ちたようには見えませんでしたが何かあったのでしょうか。気になる動きの多い彼女は、今後の研修生の動きにおけるキーパーソンです。
今回はつんく♂の王道ダンスチューンで勝負。前回の「Take off is now!」と言い、歌唱力を聞かせるというよりは、激しい踊りと歌を両立できるというアピールによる選曲でしょうか。


4.井上ひかる
胸さわぎスカーレット(Berryz工房)

胸さわぎスカーレット

Berryz工房「胸さわぎスカーレット」 (MV) - YouTube

 

研修生リーダーとなって一年。彼女の一途さは相変わらずで、今年も敬愛するベリの楽曲で勝負です。今回、多くの研修生が自分の本来の志向をあえて抑えた選曲をしている中、この5年間全くブレず、一貫した選曲は彼女の魅力とも言えるし、頑固とも言えます。どっちに評価が転ぶかはパフォーマンス次第でしょう。応援しています。頑張れ!


5.堀江葵月
愛はいつもいつも(℃-ute)

「愛はいつもいつも」

 

井上ちゃんに引き続き、最年長の堀江ちゃんもまた一貫して同じテイストの楽曲を選び続けています。「シャボン玉」「kiss me愛してる」「忘れてあげる」、そして今回の「愛はいつもいつも」。つんく♂先生得意の、辛気臭い女路線です。個人的には堀江ちゃんの明るい曲を聴きたい私ですが、、、ただ、前の3曲よりは多少明るいかな?
前回は歌唱力で攻めたはずなのになぜかダンス賞を受賞したことに、本人も悔しい思いをしたそうです。それを受けてか、今回はアップテンポな曲で来ました。今、総合力が一番高いのは堀江ちゃんだと私は思います。全員曲のちょっとした振りでも、他の子との格の違いを感じます。歌も踊りも何でも出来る堀江葵月を見せつけてやって下さい。


6.石栗奏美
私のなんにもわかっちゃない(モーニング娘。)

私のなんにもわかっちゃない

 

今回、選曲的には最も注目してる子です。彼女は去年、初出場ながらも1番手というプレッシャーのかかった出番だったのですが、緊張の涙で鼻を赤くしながらも、難曲「Only you」を歌いこなしていました。後半息切れしたものの、「Only you」の畳み掛ける三連符の嵐を崩さなかったのは凄いと思いました。
大体一年目は無茶な選曲をして玉砕し、二年目から身の丈に合った曲選びをしてくるのが研修生の定石パターンなのですが、彼女の場合は果敢に難曲に攻めていきます!
「私のなんにもわかっちゃいない」という、現役娘。メンでも歌うのが難しいリズムの細かい変態曲をどれくらいの精度で歌えるか?息継ぎはちゃんとできるのか?もしかして石栗ちゃん、つんく♂楽曲のリズム推しなのか?いろんな想像をかき立ててくれます。
実力診断テストとは関係ありませんが、「私のなんにも〜」の間奏がまた面白くて、二拍三連というリズムが突然来るんですよね。「Only you」といい、三連符ヲタなのかな・・・・?


7.江口紗耶
初恋サイダー(Buono!)

初恋サイダー/DEEP MIND

Buono! 『初恋サイダー』 (MV) - YouTube

 

今年は全体的に渋めのセットリストですが、その中で、このキラーチューンはひときわ目立ちます!2016年に小野瑞歩ちゃんが「ロマンチック浮かれモード」を歌い、見事にヲタの心を鷲掴みにしたことを思い出します。また、こういう鉄板曲をあえて選ぶのは勇気が要ることでしょう。よくぞ選んでくれたと、この時点で既に評価が高いです。
江口ちゃんはダンスがとても魅力的な子、というのが私の印象です。全体曲の中でも埋もれず光る個性、「What is love?」のフォーメーションを一人で歌い踊っても息が切れない身体能力。「初恋サイダー」はダンス曲ではないので、今回はどちらかというと歌唱力をアピールする方向でしょうか。上品で清楚な魅力が弾けるのを楽しみにしています。


8.工藤由愛
KEEP ON 上昇志向!(Juice=Juice)

KEEP ON 上昇志向!!

Juice=Juice『KEEP ON 上昇志向!!』(Juice=Juice [KEEP ON: The Ambition to Succeed!!])(Promotion Edit) - YouTube

 

来ましたタコちゃん!私は前回、彼女ともう一人で投票に迷いました。とにかく「チョット愚直に猪突猛進」の歌とダンスとひらひら動くタコ風の衣装から湧き出てくる、すさまじい剥き出しのエネルギーに圧倒されたのです。
そして今年も期待を裏切らないダンスナンバーです!猪突猛進の次は上昇志向か!天まで昇れ、タコちゃん!今年も全力で行くぜ!という気合いを感じます。こういう子は応援したくなります。
去年、実力診断テストの直後に行われた発表会では北研の中で彼女だけが参加していました。理由は明らかになっていませんが、実力診断テストで北研内得票数1位だったご褒美だったのではないか?と予想。今年も何かやってくれるんじゃないかと期待大です。ダークホースです!


9.島倉りか
Fiesta!Fiesta!(Juice=Juice)

Fiesta! Fiesta!

Juice=Juice『Fiesta! Fiesta!』(ショートVer.) - YouTube

 

今回の台風の目となるであろう島倉ちゃん。去年の今頃はほとんど注目されていなかった彼女ですが、その後舞台をはじめとして急速に露出が増え、現在ではトップクラスの人気を誇っていて、去年の実力診断テストでの「Be alive」はもっと評価されるべきと思っていた私としてはなんだか少し納得が行かない部分があるのですが、それはいいとして、いい選曲ですね!歴は浅いけど年齢的にはお姉さんの彼女。セクシーで情熱的な島倉ちゃんを覗き見してみたいというヲタのニーズに応えてくれるかのような、実に戦略的な選曲です。
島倉ちゃんは自他ともにダンスが苦手というイメージを持っているようですが、全くそんなことないと思っている私としては、ダンスナンバーでもある「Fiesta!Fiesta!」を勝負曲に選んでくれたことがとても嬉しいです。歌の上手さに加えてダンスも出来るんだぞという所を見せてやりましょう。


10.前田こころ
シルバーの腕時計(モーニング娘。)

シルバーの腕時計 /田中れいな・鞘師里保 Rap : 新垣里沙・光井愛佳

 

あんなに初々しかった前田ちゃんもすっかりベテラン研修生になりました。彼女は、人気と実力を両方兼ね備えているにも関わらず、実力診断テストでは緊張のせいかなかなか本来の実力を発揮できていない印象があります。それでも着実にステップアップをしていて、去年はダンス賞も受賞しました。
「シルバーの腕時計」はミドルテンポの切ないバラードで、感情移入のしやすいメロディなので娘。コンサートでも毎回根強い人気を誇る曲です。良い選曲だと思います。安直な思いこみですが、運動神経のいい子はラップも上手いというイメージなので、空手で鍛えた俊敏性がここで活きるのではないでしょうか。


11.橋迫鈴
ハピネス ~幸福歓迎!~(Berryz工房)

ハピネス 〜幸福歓迎!〜

Berryz工房「ハピネス~幸福歓迎!~」 (MV) - YouTube

 

永遠の小学生と思われていた鈴ちゃんが中学生になってしまいました。あの、お姉さんたちにリフトアップされてランドセル姿で宙を舞っていた鈴ちゃんが・・・・。時の流れは激しいものです。
去年、サングラスさばきが素晴らしかった「まっさらブルージーンズ」に引き続き、今年は「ハピネス幸福歓迎」と、初期ベリキュー曲で攻める鈴ちゃんですが、キッズの持っていた素朴な子供感は鈴ちゃんの雰囲気と非常にマッチしていると思います。なんとなくですが、みんなのイメージする「小さくてかわいい鈴ちゃん」は今年で見納めではないでしょうか?初期鈴ちゃんの集大成を見せて欲しいと思います。


12.野口胡桃
黄色いお空でBOOM BOOM BOOM(黄色5)

黄色いお空でBOOM BOOM BOOM / Hello!のテーマ <黄色5version>

 

前に前に出て行くタイプではないので、今はまだ評価がはねませんが、実力もキャラクターも持っており、着実に仕事が増えていってます。ひとたびデビューが決まれば、キャラの味わい深さでハロヲタの話題を一気にかっさらうタイプ。早くデビューさせてあげて下さい。
一昨年のの透明感溢れる「時空を超え 宇宙を超え」、去年のセクシー女豹「Take off is now!」を経て、今年は黄色5と来ました!どうしても自分の得意曲を選んでしまう実力診断テストにおいて、毎回こうもはっきりと楽曲のテイストを変えてくる研修生は非常に珍しいです。どんな世界観も表現できるという自信の表れだと受け取っています。一本気な子が評価され易いのが研修生の常ですが、彼女のエンタテイメント性の幅広さは見逃して欲しくないですね。何かしらの賞に食い込む可能性、大と見ています。


13.土居麗菜
会いたい 会いたい 会いたいな(℃-ute)

会いたい 会いたい 会いたいな【通常盤】

℃-ute 『会いたい 会いたい 会いたいな』 (MV) - YouTube

 

ど、土居ちゃんが、「会いたい会いたい会いたいな」!?いつもシャツをインしてる土居ちゃんが、どんなインナーきてこかな地味じゃつまんない〜♪とか歌うのか(2番なので歌いません)!み、観ていいのかな、観るだけで捕まらないかな!と、時節柄もあり、妙な緊張を強いられる土居ちゃんの選曲です。今回一番びっくりしました!
2016年の実力診断テストでは多くの研修生が「セクシーな面を出していきたい」とセクシー曲に挑戦していましたが、土居ちゃんもそのような意図で選曲したのでしょうか?サビで床を転げまわるのでしょうか?天然な子なので、どこまでが戦略的なのかいまいち図りかねます。ある意味一番楽しみです。


14.金光留々
彼と一緒にお店がしたい!(モーニング娘。)

彼と一緒にお店がしたい!

モーニング娘。 『彼と一緒にお店がしたい!』 (MVLong) - YouTube

 

新人研修生ですが、隠れた優勝候補です。幼い頃からミュージカル経験があり、先日も矢島舞美ちゃんの舞台に出演していた彼女。また、「数学女子学園」でハロプロファンになったという、ハロヲタに好まれそうなマニアックな感性を持っている点も強みです。
選曲も実にしっかりしています。道重さゆみ→牧野真莉愛という彼女の敬愛するピンクキャラの代表曲であり、同時に金光ちゃんの得意とするミュージカル的要素も発揮できるこの選曲は実に絶妙です。
次に山崎夢羽ちゃんが控えているというのが唯一の懸念材料でしょうか。しかし、過去には新人が初めての実力診断テストでいきなりベストパフォーマンス賞を取るという現象が何度も起きています。新人のフレッシュさというたった一回しか発揮できないアドバンテージを最大限に活かして、一位をぜひ狙ってもらいたいです。


15.山﨑夢羽 
嵐を起こすんだExciting Fight!(℃-ute)

嵐を起こすんだ Exciting Fight!

℃-ute『嵐を起こすんだ Exciting Fight!』(℃-ute[Make a Storm Exciting Fight!]) (Promotion Edit) - YouTube

 

去年この曲で何度も泣かされた℃-uteヲタの私としては、夢羽ちゃんのこの選曲は反則レベルです。夢羽ちゃんは、ツアー帯同で℃-uteの背中を見てきた最後の世代。その子が勝負曲にこれを選んでくれたことに「ありがとう」と思わざるを得ません。
また、今回の夢羽ちゃんの選曲には「℃-ute楽曲の歌詞に自らを重ね合わせて切実感たっぷりに歌い上げる」という、実力診断テストの王道パターンを踏襲しています。加賀楓ちゃんの「夢が夢が夢がかすむこのまま引き下がれない 次の扉開けば未来が見える」(Love take it all)」もそうですし、去年のいっちゃんの「ああ夢見た貴方との未来はこのまま儚く散りゆくの 悔しい」(ひとり占めしたかっただけなのに)」もそうです。どちらも泣けてくるほど素晴らしいパフォーマンスでした。
「嵐を起こすんだExciting Fight!」は日本レスリング協会の公式ソングということもあり、「辛い挑戦の先に栄光が待っている」という内容です。リオオリンピックが終わった直後に℃-uteが初のSSA公演、と同時に解散発表を行ったので、「℃-uteは“長い坂を登り切った”・・・・のか?」と、今でもこの曲を聴くと考えさせられてしまいます。
なんて、亡霊℃-uteヲタの感想なんてどうでもいいですね。とにかく、研修生独走トップのパワーボーカリストである夢羽ちゃんがこの曲を歌うということは、かなり勝負をかけているということだと思います。嵐を起こさんばかりの熱唱、めちゃくちゃ期待しています!


16.山﨑愛生
Wonderful World(English Ver.)(Juice=Juice)

Wonderful World(English Ver.)

Juice=Juice『Wonderful World』(Promotion edit) - YouTube

 

北研最年少の実力者、山﨑ちゃん。北国育ちの少女が朗々と歌い上げる「Wonderful World」とか、想像しただけでどす黒いヲタの心が浄化されそうです。しかも英語バージョン。愛生ちゃんは英語が話せるという噂を小耳に挟みましたが、どれくらいなものなのでしょう?とても楽しみです。
また彼女の場合は、ハロプロ研修生の伝統ともいえる子供枠争いの俎上にも上がってくるので、そこも見ものです。米村ちゃんが子供枠から外れたので、今の子供枠は北研の愛生ちゃん、不動の妹キャラ橋迫鈴ちゃん、そして強敵の新人松原ユリヤちゃんの三つ巴で争われます。誰が一番「孫」感(どうしてこんなにかわいいのかよ)を出してくれるのでしょうか?


17.中山夏月姫
この地球の平和を本気で願ってるんだよ!(モーニング娘。)

この地球の平和を本気で願ってるんだよ!

モーニング娘。 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』 (MVLong) - YouTube

 

年齢的には子供枠に入るのですが、恵まれた体格と不思議なキャラクターで、子供枠とはまたちょっと違った評価をされつつある中山ちゃん。去年は自前のランドセルを持ってきて初期ベリのパロディをするという離れ業をやってのけた彼女ですが、それに比べると今回はなんともストレートな選曲と感じます。去年は明らかに彼女の背後に強烈なハロヲタフィクサーの影を感じましたが、今回は何か仕掛けがあるのでしょうか、ないのでしょうか。


18.河野みのり
Kiss me 愛してる(℃-ute)

Kiss me 愛してる

℃-ute 『Kiss me 愛してる』 (MV) - YouTube

 

みのりんごちゃん。「Kiss me愛してる」といえば、MVで全員がガラスのりんごにキスをする演技をして、見ているこちらが照れてしまった思い出ですが、そのりんごとみのりんごをかけて・・・・いるわけじゃないですね。
おっとりした外見に、特技はフォークギターの弾き語り、そしてあだ名はみのりんごということなのですが、そこから想起されるキャラとはかけ離れたダンサブルな選曲をしてくるのが彼女の面白い所です。去年は「ふんわりした可愛い系の衣装にOh my wishという激しい曲は合わないのではないか」と熊井ちゃんから正論を突かれていた彼女ですが、それを受けて今年はどのように「Kiss me愛してる」を踊ってくれるのでしょうか?これでまたセカハピみたいな衣装だったらちょっと面白いですが。


19.出頭杏奈
LOVE涙色(松浦亜弥)

LOVE涙色

 

新人の出頭ちゃん。直近ではひなフェスの売り子に参加したりと、徐々に認知度が高まってきています。
王道という意味では、今回、江口ちゃんの「初恋サイダー」と双璧でしょう。奇をてらわずストレートに攻める姿勢は評価が高いです。親御さんの意向もあるのでしょうか。
子役モデル出身ということで、スタイルが抜群に良い。加えて、舞台度胸があります。オーディションの際も大人たちを相手に物怖じせず明るく喋っていたのが印象的でした。そういう点からも「LOVE涙色」はぴったりでしょう。あとはどれだけ歌唱力を上げてくるかに注目です。


20.日比麻里那
Fantasyが始まる(モーニング娘。)

Fantasyが始まる

 

日比ちゃんはとにかくいつ見ても楽しそう〜にパフォーマンスをしているのが印象的な女の子です。また、不思議な色気を持っているので「Fantasyが始まる」はキャラに合った選曲ではないでしょうか。ダンスの上手い子なので、ボーカルの動きがやや欠けるAメロとBメロにどれだけダンスを組み込んでくるか、そして歌がどれだけ歌えるか。この二点に注目しています。


21.松原ユリヤ
春恋歌(つばきファクトリー)

低温火傷/春恋歌/I Need You 〜夜空の観覧車〜

つばきファクトリー『春恋歌』(Camellia Factory[A Spring Love Song])(Promotion Edit) - YouTube

 

今回の注目株の一人、最年少のユリヤちゃんです。かつての萩原舞ちゃんを彷彿とさせる外国人少女の風貌、そして全くハロプロに興味がなく、気づいたら研修生に入ってましたみたいな異色感は、初期のハロプロの空気に似た感じがして、なんだか懐かしさすらおぼえるのですが、今のハロプロはアイドルヲタや地方アイドルをかじってる子が多い中、吉本好きのユリヤちゃんは一人異彩を放っています。初期にワッフルワッフルしてた大阪人の松永里愛ちゃんなんかとはウマが合ったりしないですかね。
ただ、小学生の視点で考えると、あの年で「尊敬する人は小藪千豊」と答えるのは、かなり流行の感度が高いのかもしれません。当然ハロプロの曲なんてよく知らないユリヤちゃん、最近の曲を聴いてみて一番今っぽいセンスのただよう「春恋歌」を選んだんじゃないかな、と推測します。
さすが成長期という感じで、先日発表会に行った時はオーディションの時と別人なんじゃないかってくらい踊れていたので、中々あなどれません。可愛いダンスを楽しみにしています。


22.金津美月
私、ちょいとカワイイ裏番長(スマイレージ)

私、ちょいとカワイイ裏番長

 

今の所無冠の金津ちゃんですが、キャリアの熟し具合でいえば今年は何かしらの賞を獲るのが濃厚と予想します。選曲も、ヲタからのコールも見込めるロック調の人気曲で、金津ちゃんのやんちゃなキャラに合っていると思います。
アップテンポな割にはダンスの少ないこの曲を一人で歌うとしたら、ステージの使い方が鍵になってくると思います。どこから現れて、どのタイミングでどうステージ移動するのか?実力診断テストにおいて歌、ダンス、衣装と同じくらいに重要なのはステージの空間支配力だと私は思います。「ちょいカワ」はそこを見るという点では最適な曲で、やりようによって評価がだいぶ変わってくるでしょう。
去年、「アレコレしたい」のサビでぴょんとステージを可愛く飛び降りてみせた金津ちゃんは、いいステージングを見せてくれると期待しています。がんばれ!!


23.太田遥香
Moonlight night ~月夜の晩だよ~(モーニング娘。)

Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜

 

北研のリーダーにして最終兵器の太田ちゃん。またすごい曲を持ってきましたね!声量のある子なので、高音の歌い出しが上手くハマれば強いインパクトとなることでしょう。
ムンライナイをやるとなると、うさ耳をやるのか、それとも鞘師ちゃん(ばりの激しいダンス)をやるのかによってだいぶ話が変わってきます。2016年の高瀬くるみちゃんは2つのハイブリッド型(うさ耳をつけて激しく踊る)という全部盛りをやってのけたわけですが、おそらくですが、太田ちゃんはうさ耳パターンだと予想します。去年のラブマ風モコモコ衣装に引き続き、おばあちゃんがもふもふのうさ耳を手作りしてくれて、遥香ちゃんから「暑かったです」と言われたりするのでしょうか。


24.松永里愛
FIRST KISS(あぁ!)

FIRST KISS

 

土居ちゃん岡村ちゃん中山ちゃんなどキャラの強い同期に囲まれてちょっと損をしているイメージのあった松永ちゃんですが、最近やっとスキルの高さと可愛さが浸透してきてじわじわと評価を上げてきているように感じます。上がり調子の今、実力診断テストで一気にステップを上げたい所です。
去年の「SONGS」は賞を取ってもおかしくないくらいの出来だったので、同系統曲の「FIRST KISS」も上手いこと間違い無しでしょう。そこにプラスして、どれくらいダンスを入れるのか、どのようにステージ移動をするのかなどが更なる評価の指標となるはずです。


25.為永幸音
タチアガール(スマイレージ)

タチアガール

 

スマイレージ 『タチアガール』 (MV) - YouTube

新人組の中では個人的に一番注目しています。まだまだ発展途上ですが、何やらいきなり化けそうな匂いを感じるのです。綺麗な目をしていて、Abemaオーディションでドラムをおじいちゃんに教えるやり取りがほのぼのしていたのが印象的です。
タチアガールは演者の実力をみるという意味では物足りませんが、後期スマイレージを代表する名曲です。タチアガールを笑顔で歌ってもらって、大器の片鱗を見られたらそれだけで充分合格点と思っています。


26.小野琴己
MI DA RA 摩天楼(メロン記念日)

MI DA RA 摩天楼

MI DA RA 摩天楼 - メロン記念日 - YouTube

 

おのことちゃん、完全に前回のセクシー路線の成功に味を占めていますね。去年の、彼氏の家にお泊り風オーバーサイズのワイシャツに赤いキャミソールをチラ見せする衣装プロデュースは見事でした。シャツが肩からずり落ちていたのは偶然という説もありますが、あれをあえて戻さずにいたのは彼女の生まれ持ったアイドル的資質でしょう。
彼女は「赤いフリージア」「赤い日記帳」と赤がモチーフの曲を選ぶにも関わらず衣装は真っ白というよく分からない傾向があります。しかし今年は「MI DA RA 摩天楼」。「乱れた天女も舞い踊る シーツの中は摩天楼」、つまり白がモチーフの歌です。これを小野ちゃんがどのように解釈するのかに注目です。


27.山田苺
大好きだから絶対に許さない(モーニング娘。)

大好きだから絶対に許さない/鞘師里保・小田さくら

 

この一年、大抜擢の出番が多かった印象の苺ちゃん。個人的には、まだ粗削りなものの、ダンスの華が全研修生の中で一番あると思っています。鞘師里保ちゃんに近い、本能的に魅せ方を分かっているタイプの子です。
そんな鞘師ちゃんへのリスペクトによる選曲でしょうか。ほとんどダンスの無い曲ですが、なぜこの歌を選んだのでしょう?意図が読めませんが、あえて得意のダンスを封印して歌唱力で勝負ということでしょうか。確かにこの曲はデュエットのハモりが有名ですが、一人で歌っても充分に聴かせる曲です。「僕たち可憐な少年合唱団」を経て成長した所を見せて下さい!


28.佐藤光
Love take it all(℃-ute)

Love take it all

℃-ute 『Love take it all』(MV) - YouTube

 

ハロプロ研修生北海道の中でも注目度の高い光ちゃん。「Love take it all」というと、2015年の加賀楓ちゃんによる見事なパフォーマンスを思い出します。光ちゃんはおとなしそうな印象の割に、「one,two,three」や今回の曲など、アグレッシブな選曲をする傾向がありますね。加賀ちゃんの時ですら「なにもこんな大変な曲選ばなくても」と言われていた「Love take it all」、彼女はどれくらい歌いこなしてくれるでしょうか。去年は途中で息切れしていたので、今年は体力がついていることに期待です。


29.米村姫良々
印象派ルノアールのように(エレジーズ)

オンナ、哀しい、オトナ/印象派 ルノアールのように/人知れず 胸を奏でる 夜の秋

エレジーズ - 印象派 ルノアールのように - YouTube

 

全研修生の中で最も着実な成長を遂げている米村ちゃん。とてもいい感じに子供から大人へと脱皮しつつあります。実力もうなぎのぼりで、絶好調です!
今回は(も)、そんな彼女の成長曲線にぴったり合った選曲と言えるでしょう。去年は「都会っ子純情」のまだまだ大人ぶりたい未熟な子供の世界観がはまっていましたが、そこから飽き足らずに、一気に大人の曲へステップアップです。個人的に米村ちゃんの歌声が好きなので、じっくり聴かせてもらいたいものです。


30.窪田七海
わがまま 気のまま 愛のジョーク(モーニング娘。)

わがまま 気のまま 愛のジョーク

モーニング娘。 『わがまま 気のまま 愛のジョーク』(Morning Musume。[Selfish,easy going,Jokes of love]) (MV) - YouTube

 

Abemaオーデション組の窪田ちゃん。初出場にしてトリです!オーデ番組では最終候補者のみんなをまとめるムードメーカーで、ハロプロ愛のある子だなという印象でした。
ただオーデ時から気になっているのは、目指しているアイドル志向と、窪田ちゃんの持っているアイドル資質が少し違うのではないかという点です。道重さんを信奉しているようですが、真っ直ぐでよく気のつく素直ないい子という印象の彼女と道重路線にはクロスポイントがあるのか?と考えると正直疑問です。
ところが窪田ちゃん、ここで意外にもトリッキーな選曲をしてきました。道重曲は道重曲ですが、彼女の持ち味とする王道ブリッコ路線ではなく、ダンサブルで小悪魔な「わがまま 気のまま 愛のジョーク」を選んだのにはどういう意図があるのでしょう。本番のパフォーマンスでそれを確かめたいと思います。

 

以上です。
最後に、朗報です。
ハロプロ研修生の2枚目のアルバムが、実力診断テスト当日から発売開始です!
ハロプロ20年の歴史の中でも屈指の名盤とされているファーストアルバムから3年。
井上ひかるちゃんを除く全員がデビューしたり辞めることで研修生を抜けていきました。
個人的には、1枚目に負けず劣らずの名盤だと思います。買って損無し!

 

1 Let's say “Hello!”

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誤爆〜We Can't Go Back〜

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  • アーティスト: 一岡伶奈、段原瑠々、川村文乃、高瀬くるみ、清野桃々姫
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Hello! まっさらの自分

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ありがた迷惑物語

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それでは、数日後に書く予定の結果編も読んで頂ければ幸いです!