ショビ書房のホリディ

マンガ・仏像彫り日記・℃-ute・ハロプロなどについて書いています。

「ハロプロ研修生 発表会2016 ~春の公開実力診断テスト~」徹底分析(結果編)

先ほどハロプロ研修生公開実力診断テスト2016から帰ってきました。
なんとも激動でした!
熱の冷めないうちに、レポートと雑感を全員分書きました。ぜひご覧ください!(^^)

 

 今年の予想記事は以下の2つです。研修生の細かい印象など書いているのでよかったらご覧になって下さい。

 


(2016/5/12追記:ハロステに当日の映像がアップされました。あわせてご覧下さい!)



さて、結構細かく分析してみたのですが、フタを開けてみれば予想以上の混戦もようでした。
いろんなエネルギーがひしめきあってる感じがして、その場にいるだけで不思議な熱気をビンビンと受け取りました。それだけでも行ってよかったです!

開演間際に起こる一岡ヲタによる渾身のいっちゃんコール。それに呼応するように拍手する会場。それだけで胸が熱くなってちょっと泣きそうになりました。

総合司会はアラケン氏。同じく司会のまことさんはなぜか普段のハロプロコンサートよりも明らかに熱の入れようが違っていて、緊張で言葉が詰まっています。
今日のまこっちゃんは例年以上に名言を連発していたので、それも少しずつ紹介していきます。
冒頭で印象的だった言葉は「普段は“緊張”という言葉を使わないよう指導されているハロプロですが、今回ばかりは使わずにいられません」という発言でした。

研修生審査の前に、つばきファクトリー、こぶしファクトリーの曲を聴くことができました。特につばきファクトリーは森高千里の「私がオバサンになっても」をカバーするそうで、今日が初披露だったそうです。
だいぶピコピコしたアレンジになった「私がオバサンになっても」でしたが、実力診断テストの場で聴くとどうしても
「とても心配だわあなたが 若い子が好きだから」
という歌詞が気になってしまって・・・・。研修生が好きってそういうことですからね。
なんてことを考えていたこの時は、まさかこのフレーズがこの後起きる大きな事件を示唆しているとは思いも寄らなかったのです。ダダン!

それでは各研修生の感想をご覧ください。
末尾のリンクはBARKSさんによるパフォーマンス画像が載っております。

 

 1.秋山眞緒 「カラダだけが大人になったんじゃない」 Juice=Juice

  •  1番手は緊張とプレッシャーで力を出しきれない損な順番というのがこれまでの実力診断テストの常識でしたが、秋山ちゃんは見事にそれをひっくり返してくれました。とにかく声が元気!そしてダンスのリズム感が素晴しい。最初からレベルが高すぎて、今回のテストの百花繚乱ぶりをオープニングで一手に体現してくれたような器の大きさを感じました。去年の「The Power」を思い出すにつけ、いや~若い子の1年ってほんとにすごい!感動しました。
  • こぶしファクトリーの和田桜子ちゃんが冒頭の挨拶で「私が歌順のくじ引きで秋山ちゃんを1番に当ててしまい、申し訳ない・・」と言っていたのを受け、「緊張はしてません!むしろ1番で印象付けられてよかったです!」と強い答え。先輩の和田ちゃんへの心配りもさることながら、「カラダだけが大人になったんじゃない」、「負けないよ」という歌詞をまさに体現していました。いい女だな、秋山ちゃん!
  • さらにイントロのダンスはオリジナルの振り付けを踊ったのだそう。どんな振りだったのか思い出せません(ごめんなさい)が、自分で考えたのでしょうか?大人が考えたのかもしれませんが、オリジナルの完コピにとどまらず自分のものにしようという姿勢も素晴らしいです。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=2

2.高瀬 くるみ 「Moonlight night~月夜の晩だよ~..」 モーニング娘。

  • 選曲が公表された時の予想では、鞘師ちゃんに挑むつもりなのだと思っていましたが、どうやらそれは勘違いだったということが彼女がステージに現れた時点で分かりました。なぜかというとめっちゃでかいうさぎの耳を頭に付けているのです。高瀬ちゃんは去年、研修生としてはとても豪華なステージ衣装で目を楽しませてくれました。なので今年も衣装を楽しみにしていて、実際去年におとらず素敵なふわふわドレス衣装だったのですが・・ピーン!と立ったでかいウサ耳に目が奪われて頭にしか目が行きません笑 
    ざわざわする会場の中で私がかろうじて衣装について気がついたことといえば、去年に引き続いて胸元にバッテン模様のヒモ装飾をあしらってるなというどういでもいいことくらいです。
  • ウサ耳ということはつまり鞘師以前=プラチナ期ver.の「Moonlight night~月夜の晩だよ~..」を意識しているということです。ダンスはさすがにプラチナ期ではなく最近のバージョンでしたが、かわいさと激しさのちょうどいい所をとったハイブリッドな感じに仕上がっていました。なのでここは鞘師ちゃんと較べるべきではないのでしょう。
  • コメントでは、「何でウサ耳にしたのか」という質問に対して、プラチナ期の映像を観たことに加えて、「私がうさぎ年だから」というシャレの利いたコメントを返してくれました。
    去年は「背伸び」を歌って「私も背伸びをしたいと思ってこの曲を選びました」と言っていた高瀬ちゃん。なんかこう、話にオチを付けてまとめたい性分なんでしょうね。そういうのを普段から考えているのかなとか想像すると実に可愛らしいです。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=3

3.小野琴巳 「赤いフリージア」 メロン記念日

  • 新人なのでまだ歌唱力が足りず、声があがりきっていませんでしたが、声のリズムの取り方はきれいでした。
  • また声質が意外にハスキーで太く、これからボイトレをしたら一気に上手くなるだろうと思いました。
  • 外見も黒髪がつやつやと綺麗で、真っ直ぐな目が印象的でした。スタイルもいいのでこれから人気メンになっていくのでしょう。
  • 衣装について「タイトルは赤いフリージアなんだけど白い曲のイメージがして、白い衣装にした」との事。意味が分からないと言われていましたが、素敵な感性を持っていると思いました。確かに「純潔のフリージア」だし赤より白って感じだよね!その感性、大事にしてほしいと思います。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=4

4.井上ひかる 「サヨナラ ウソつきの私」 Berryz工房

  • 予想編では私が不勉強だったようで、井上ひかるちゃんは実際にベリヲタなんだそうです。岸本ちゃんのブログにそのように書いておりました。

    感謝&英語☺︎岸本ゆめの|つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

    ちなみにももち好きだそうです。だから去年はBuono!の「泣き虫少年」だったのね・・。加賀ちゃん好きな件といい、井上ちゃんが一途なことはよく分かりました。
  • まず目を引いたのは顔。メイクがとても上手くなって、かわいくなってました!
    高いヒールでもぶれずに堂々と踊り、足を開いたまましゃがむ振り付けをさらっとこなす仕草はまさに意気込みで語っていた「大人っぽさ」を上手く表現していました。またスカート丈がいやらしすぎず、でも絶妙に足を開いた時ドキッとさせるような、実にちょうどいい長さで、よく考えられてる衣装だなと思いました。今回は「セクシー対決」が見所のひとつでしたが、その中で井上ちゃんはダントツの上品なエロさを表現できていたように思います。
    今回審査員特別賞を受賞した彼女ですが、つまりはたくさん居た中で勝ち取った「セクシー賞」だったのかな・・と勝手に解釈しています。
  • また歌唱指導でおなじみ上野まり子先生の「普段は“ウソをつく”ような子じゃないのに・・井上の新たな一面を見れた」というコメントからも、彼女の実直な人柄が見えました。
  • ベテラン組の中で唯一の受賞です。しかも2年連続の受賞はとても珍しいです。絶対的エースメンというキャラではないですが、静かな魅力があり、ユニットこういう子が一人はいてほしいものです。ぜひデビューして欲しい!
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=5

5.児玉咲子 「夢見る15歳」 スマイレージ

  • はい爆弾ひとつ来ました!これだから実力診断テストはやめられません!
  • まず映像や画像で見るよりずっと可愛いです。小学生時代の矢島舞美ちゃんにどこか面影が似ていて、もう少し成長したらかなり美人さんになりそう。
  • 彼女に関しては全く前情報が無かったので驚かされることばかりでした。とりあえず、衣装です。高瀬ちゃんもビックリの真っ赤なフリル衣装に、頭にはなんかうねうねしたでかい緑のオブジェがついています・・。そして登場したそばから「○×△?、×□○○×△ー!!」なんか自己紹介をしてくれてるのですが、威勢がよすぎて聞き取れませんでした笑 あとで聞くところによると「リコピン星からやってきました」ということを叫んでいたそうです。ああ・・・・頭のうねうねした緑はトマトのヘタだったのね・・・・。色々と規格外で最高です。
  • 当然新人なので歌とダンスは上手いとは言えないのですが、技術をカバーしてありあまるほどのサービス精神がとにかく素晴しかったです。
  • 一岡ちゃんのお株を奪うような曲中のアオリ「一緒にー!」「ラストー!」。夢フィフであおられちゃあヲタは乗らずにおれません。会場の空気をうまく掴んでいました。
  • また、お母さんの衣装制作能力も素晴らしいですね。
    実力診断テストは研修生の自己プロデュース能力をみるテストとうたわれていますが、正確にいうと「研修生と、セコンドである親御さん」のタッグによる自己プロデュース能力をみるテストである気がします。
    私の中で過去のテストの中でベスト親御さん賞は2014年和田桜子ちゃんの親御さん(上着をきれいに脱げるようにチャックを工夫してくれた)なのですが、今年は児玉ちゃんのお母様がベスト賞ですかね。あのボリューム感、なのに激しく動いても取れない安定感、おそらく計算でないであろう不気味感。どれを取っても素晴らしいです!
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=6

 

6.野口胡桃 「時空を超え 宇宙を超え」 モーニング娘。

  •  児玉ちゃんに続いてまた別の意味で有望な新人が来ました。今年は新人が豊作ですね。
  • やはりまだ新人なので踊りも下半身が安定してないし声もぶれています。でも、声に透明感があって、「時空を超え~」の世界観にうまくマッチしていました。また、表情のつくりかたにも目を奪われます。
  • 歌が終わって喋り出すと興奮しているのか関西弁丸出し。歌っている時の知的な透明感とのギャップが大きくて、いや~強いですね~野口ちゃん。すぐデビューに潜り込んじゃいそうな予感がむんむんします。
  • どうでもいいですが、右側の前髪がひと束だけ左に行ってるんですが、あれはそういう髪型なんでしょうか?私は山岸凉子先生の「テレプシコーラ」というバレエマンガが大好きなのですが、主人公の六花ちゃんという女の子がやはりひと束だけ逆に行くクセを持っていて、なのでいいなあと思いました。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=7

 

7.加賀 楓 「恋ing」 モーニング娘。

  • まり子先生もコメントしていましたが、あんなにやわらかい表情をして歌う加賀ちゃんを初めて見ました。本人もこういう曲は苦手だと言っているので、あの顔は演技の賜物だということでしょう。一本気ゆえにどこか融通の利かないイメージのある彼女ですが、こんなニクい技(まり子命名:やわらかえでぃー)まで手に入れてるなんて、加賀ちゃんは本当にすごい!
  • ステージ上の階段に座って歌う演出もよかったです。
  • 「緊張せず楽しんで歌えた」そうですが、そんな風に実力診断テストに取り組めたのはきっと初めてだったのではないでしょうか。またひとつ加賀ちゃんが大きく成長しました。
  • 加賀ちゃんと℃-uteは似ています。持ち上げられてはハシゴをおろされる。その中でも腐らずに鍛練して、どんどん表現力があがっていく。「どんなに努力したって すぐには出ない結果(bye bye bye!)」に焦る気持ちも、終わらせたくなる気持ちもあるかもしれません。でも、加賀ちゃんみたいな真っ直ぐな魅力を最大限に引き出して輝かせられるのは、「ハロプロ」という磁場しかないと私は思うのです・・。℃-uteがそうだったように。
    味方は中にも外にもたくさんいます。去年歌っていた通り、「このまま引き下がれない 次の扉ひらけば未来が見える」ですよ!
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=8

 

8.前田 こころ 「SHOCK! 」℃-ute

  • 緊張も手伝って、音程は不安定でした。本人的にも納得の行かない結果だったのではないでしょうか。パフォーマンス終了後に緊張がほどけて泣いちゃうのは実力診断テストでよくある光景なのですが、今回は前田こころちゃんくらいだったのでは?真剣味が伝わってきて、よかったです。
  • (研修生が選ぶたぐいの)℃-ute曲は、それ相応の実力が伴っていないとケガをしてしまいがちです。去年の加賀ちゃんや橋本渚ちゃんのようにバチッとはまると良い結果を生むのですが、ちょっとまだ前田ちゃんには早かったかもしれません。でも、℃-uteコンサート帯同経験を活かそうとした心意気は大好きです!
  • 空手で全国大会出場経験のある前田ちゃん。特定のスポーツ競技に秀でていたりすると、体のバランスがその競技用に仕上がっている(特定の筋肉や神経が極端に強化されていたりなど)ので、全身の筋肉や神経をしなやかに使うダンスという演技をする上ではそれが足かせになりがちです。今回の前田ちゃんの動きを見て、あらためてそう感じました。空手に慣れた神経をどうアイドルダンスにシフトさせるか?その塩梅がつかめた時、前田ちゃんのダンスは今の何倍も破壊力のある魅力を持つことでしょう。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=9


9.笠原 桃奈 「愛しく苦しいこの夜に」 モーニング娘。

  • これも私の情報不足だったのですが・・・・、本当にプラチナ期ヲタで亀井絵里ちゃんヲタなんだそうです。だから去年も今年も亀井ちゃんがフィーチャーされている曲を選んだのですね。それにしても12歳で亀ヲタとはどういうこっちゃ。
  • 「中学生に入学したので大人になった私を見て欲しくて」というコメントに、吐息に近い歓声があがりました。それもそのはず、2ヶ月前まで小学生だったとは思えない大人っぽい体つきです。去年も充分大人っぽかったですが、今年はホットパンツにノースリーブという体の線を強調した衣装ということもあって、色気が際立っていました。
  • 濡れたような長い髪、たまに伏し目がちな所、おそらく本人の意図を大幅に超えて滲み出てしまっている圧倒的な色気。まるで譜久村聖ちゃんのようです。亀ヲタな所も同じだ。私、亀井ちゃんはテレビ(主にハロモニ)でしか観たことなくて、ぽけぽけぷ~なイメージしかないんですけど何、亀ヲタと色気にはなんか相関関係でもあるんですか?誰か教えて下さい。
  • 歌はまだ力で押し切る所があるものの、去年より上手くなっていました。表情づくりが上手くて、時折ふっと出す笑顔に心を奪われます。
  • 仏像を彫っている人間として、あのめくれあがった唇のフォルムは注目です。かわいらしい仏さん顔ですね。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=10

 

10.小野田 紗栞 「渡良瀬橋」 森高千里

  • 良くも悪くも一番ハロプロらしい、予想の斜め上を行くパフォーマンスをしてくれました。
  • まず歌。とても綺麗でよかったです。でも個人的には、声を張り上げて歌う時の彼女の大きく開いた口とどこかに飛んでイっちゃいそうな目つきが野性味があって好きなので、「渡良瀬橋」だとそれがないのが寂しかったです。上手いは上手いのですが、正直どこか無難な歌唱のように感じました。
  • そして問題のリコーダー。曲の終盤で誰かが舞台袖からスタスタ歩いてきたと思ったらまさかの井上玲音(こぶしファクトリー)ちゃん
    小野田ちゃんの横でしゃがんでマイクをリコーダーに掲げ、音を取ってくれました・・。なぜ井上ちゃん?と思ったけど、調べたら二人は研修生への加入時期がほぼ同じのようですね。(もっとも加入してすぐ井上ちゃんはこぶしファクトリーに抜擢されますが)一気に好きになっちゃいました、井上ちゃんのこと。
  • それにしてもリコーダー。
    それ自体はすごく独創的でいいと思うんです。でも、「歌よりリコーダーのが緊張しちゃいました」って、それが駄目だったのでは?本人が歌よりリコーダーの方を注力してしまうのならば、観客はなおさら歌よりリコーダーの方をメインと受け取ってしまいます。
  • さらに衣装もリコーダーを表現。何故そこまでリコーダー推しなんだ!「若い子の考えることはよくわからんの~・・」と久々に思いました。
  • しつこいですが、それ自体はいいのです。変な子大好きです。他の子だったら良かったです。でも小野田ちゃんの最大の売りは歌唱力なのです。それをリコーダーのインパクトでつぶした形になってしまったのが残念です。目立つのは歌演技よりもリコーダー演技、おいしいのは小野田ちゃんより井上ちゃん。まり子先生は「玉手箱のような子」と言っていましたが、今回はまさに玉手箱のように開いてみたら思ってもみない結果が出てきてしまったようです。エンタテイメント精神を上手くコントロールすることができればきっと次回は何らかの賞は確実でしょう!
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=11

 

11.米村姫良々 「The 摩天楼 ショー」 モーニング娘。

  • 予想編では“去年よく見られた子供研修生の無茶選曲枠”と大変失礼なことを書きましたが、思っていた以上に良かったです。
  • まず児玉ちゃんと同じく、画像や映像で見てたより実物はずっと可愛かったです。
  • 歌はそれなりだし、目も泳いでいましたが、ダンスはかなり良かったです。これからもっともっと伸びそうです。
  • 選曲理由は「好きだから」。無茶選曲の典型ですが、予想を裏切らない感じが可愛いです。
  • 特筆すべきは衣装コメント。「テストが終わってからも着れる服にしようと思いました」。堅実派!堅実、とか貧乏性、とかが大好物のハロヲタからは拍手があがっていました。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=12

 

12.段原 瑠々 「初恋サイダー」 Buono!

  • 予想編では“各世代のハロプロ歌姫向かって道場破りをするかのような選曲傾向”と書きましたが、今年の対戦相手は現役歌姫の℃-ute鈴木愛理ちゃん!というわけで、どうしても愛理ちゃんと較べてしまったのですが、「初恋サイダー」で最も印象的なイントロ部分は愛理ちゃんのしなやかに伸びる声に軍配が上がった、と感じました。
  • しかし、Bメロで唐突に膝をついて声を裏返すしゃくりを多用し始めるとそこはもう情感あふれる段原ちゃんワールド。まず膝をついて熱唱するという演出がいいです。段原ちゃんの中で「初恋サイダー」は膝をついちゃうような情熱的な歌なんだ・・と変な感心をしちゃいます。
  • 「お母さんにカラオケのパーティールームに連れてってもらって練習した」とのこと。段原ちゃんの憑依体質を上手く活かした練習だと思います。練習にパーティールームは高くつきそうだけど。
  • みつばちまき先生からは「もっとやれた」と、他の研修生に対してよりも厳しめのコメントが出ました。期待してるからこその厳しさなのでしょう。
  • とはいえ、全出演者の中でメモを取る隙を与えてくれないくらい目が離せなかったのは彼女くらいでした。そして、結果発表の後涙を流す彼女にも目が離せませんでした。悔しい感情を人前であらわにしたのはこの時が初めてだったのではないでしょうか?どこか感情を超越しているように思っていた段原ちゃんが一人の弱い女の子である所を見れて嬉しかったです。アイドルは涙を見せてからが始まりだと思うのです。デビューしたプロのステージで段原ちゃんを観られる日を私は待ってますよ。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=13

 

13.堀江 葵月 「Kiss me 愛してる」 ℃-ute

  • 意気込みコメント通り、堀江ちゃんらしく、大人っぽい持ち味を活かして個性を存分に出してくれました。相変わらずの安定感です。
  • また左右に大きく移動した、ステージをいっぱいに使った演出も素晴らしかったです。中野サンプラザレベルの舞台を一人で歌うとなると、動くのは相当な度胸や舞台勘が必要です。なのでいつも実力診断テストでは「ステージをどのように移動して演出しているか」も個人的には重要ポイントです。出場者の半数は歌い終わるまで全く動かないのが普通の中、堀江ちゃんのステージ演出は抜群でした。
  • 欲を言えば、ダンスのキレというかアタック感がもう少し欲しかったです。流麗なのはいいのですが、止める振りの時に体が流れていっちゃってました。
  • とはいえこの安定感は間違いなく彼女にしかない個性です。まり子先生も「彼女はユーティリティプレイヤーとしてグループが必要とする人材」と評していましたが、その通りだとおもいます。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=14

 

14.仲野 りおん 「ヤッタルチャン」 スマイレージ

  • もういろんな意味で最高でした。
    研修生なんだから欠点があって当たり前。武器や持ち味をどれだけ最大限に表現することができるかが実力診断テストの肝ですが、彼女がダントツでそのミッションを遂行できていたと思います。
  • まず衣装がセーラー服!仲野ちゃんが現れるやいなや、どよめく会場!また制服にした理由も「学校生活も研修生生活もヤッタルチャンになろうと思いました」と100点満点の回答です。
  • 歌は緊張による息継ぎの失敗で後半かなり息切れしていましたが、前半はかなり上手いと思いました。個人的に注目したのは「ヤバイヤバイヤバイ」の部分。かなり「ヤバイ」をはっきり言ってしまうせいでかなり譜割りからはみ出た「ヤバイヤバイヤバイ」になっていて、きっと生真面目な性格なんだろうなと想像しました。
  • 「ヤバイヤバイヤバイ」が真面目ならコメントも真面目です。司会から出来を聞かれると、ネガティブなことを言うのはご法度なのでしょう、大体の研修生が本当の言葉を飲み込みつつも「100点」とか「よくできたと思います」と返すのですが、りおんちゃんはそこらへん偽りきれず、丁寧な言葉の中にも後悔が漏れていました。「練習より出来なかったのはそうなのですが、でも、笑顔でやれました」
  • 「去年は全然出来なくて、成長を見せようと去年より頑張りました」。
    予想編ではりおんちゃんが台風の目になる理由を“成長よりもあくまで自分のブレないキャラを表現する”からと述べましたが、それは間違いでした。りおんちゃんも去年の失敗をふまえて成長を見せようと心掛けていたのでした。他の皆と違うところがあるとすれば、“成長”をセクシーさや新しい自分の一面を見せることではなく、自分のキャラの純度を深めることと解釈していることです。
  • また、はける前の最後の言葉にぐっときました。
    「私は成長が遅いのですが、毎日がんばっているので、見守っていて頂けたらうれしいです」。どうしても言いたかったのでしょうか。心動かされてしまいましたし、研修生の原点に戻れた気がしました。応援するのがアイドルファンの使命なのだとすれば(私はそれだけとは思いませんが)、仲野りおんちゃんはアイドルの才能が出場者の中で一番あると感じました。
  • とにかく彼女の発する言葉には聞かせる力があります。真面目そうだし、ユニットのリーダーになってくれたら伝説のコメントをじゃんじゃん残してくれるのではと思います。りおんちゃんリーダー待望説をこれから推していきますよ!
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=15


15.横川 夢衣 「桃色片想い」 松浦亜弥

  • 前髪を切って吹石一恵みたいになってました。ハロプロでいうと須藤茉麻ちゃん系統の美人(そのこころは超美人なのにそれとわかりづらい)である横川ちゃんは「クールビューティーを目指している最中」だそうですが、キャラ的にたぶん難しいと思うので早々に諦めた方がいいでしょう。そんな無理な夢を描いちゃうところもかわいいです。
  • 実力診断テストも3回目となる彼女ですが、1回目の頃と変わらずあやうい歌唱。なんなら去年の方がもうちょっと上手かったような気もしてしまいました。でも意気込みで言っていた「可愛さをアピール」はばっちりできています。ひとつ前の仲野ちゃんにも言えるのですが、この曲が大好きなんだなというのがよく伝わってきて、たどたどしい所があっても笑顔を見ていると全部許せてしまいます。このままマイペースで続けていれば必ず花開くでしょう。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=16

 

16.島野 萌々子 「Crazy 完全な大人」 ℃-ute

  •  宣言通り、かなり大人っぽく攻めてくれました!黒レザーのビスチェにシースルーで、年頃の女の子としてはかなり勇気の要る衣装だったと思います。でもスタイルも顔もきれい系なので、ばっちり着こなせていました!すごいです。
  • 衣装は個人的に最優秀セクシー賞をあげたいのですが、一方でもうひと息パフォーマンスにパンチが欲しかったです。「声が可愛くなってしまいがちなのでセクシーさを出そうとした」努力は見えました。しっとりして綺麗な声でした。でも「Crazy完全な大人」はセクシーかつ激しい曲なので、物足りなさを感じてしまいました。ダンスもゆったりと見えました。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=17

 

17.橋本 渚 「抱いてよ!PLEASE GO ON 」後藤真希

  • 島野ちゃんに引き続きナイスガールトレイニー組で、中でも抜群のセクシーさが売りの橋本ちゃん。まり子先生の言うように「(今回は)セクシー争いが激しい」戦いだったのですが、橋本ちゃんに関しては去年から充分セクシーだったのである意味セクシー部門殿堂入りと言ったところで、「抱いてよ!PLEASE GO ON 」に関しても安定の表現力でした。
  • Bメロの部分で少しオケと声のテンポがずれてしまいました。かなりリズムの難しい曲なのでそうなっても仕方ないのですが、惜しい!
    個人的に彼女の攻めるリズムセンスは大好きです。ずれたからリズム感が悪いというわけでは全然なく、たまたま攻めすぎたというだけです。今回の失敗に臆することなく、どんどんアグレッシブに行って欲しいと思います。特にお尻の動きがダイナミック!素敵です。
  • 堀江ちゃんと同じくステージをめいっぱい使う演出もよかったです。
  • 「研修生最年長」という言葉を強調していたのが少し気になりました。応援しています。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=18

 

18.小野 瑞歩 「ロマンティック 浮かれモード」 松浦亜弥

  • 選曲の強みで、明らかに最初からペンライトの数が多かったです。「単純に自分もお客さんも歌って楽しめる曲にした」そうですが、大正解です!分かり易いのが一番です。
  • 去年とは違い、自信に満ちたいい顔をしています。徳永千奈美ちゃんを彷彿とさせる、太陽のような笑顔です。「もっと緊張するかと思ったけど楽しめた」と感想を述べていました。去年「みんなは緊張してないと言ってるけど私はすごい緊張しました」と言っていた子とは思えない真逆の発言です。
  • また声もよかったです。ミキティの気持ち好い高音の伸びがうまく表現されていました。場の転がり方によっては何かを受賞しても全くおかしくない出来映えだったと思います。去年のテストからよくここまで持ってきたなー!と感動しました。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=19

 

19.金津 美月 「インスピレーション!」 モーニング娘。

  •  去年のたどたどしいイメージしか残ってなかったので、表現力の大きなレベルアップに度肝を抜かされました。外見は1年前とそれほど変わってないだけに、歌い始めのフェイクからもう驚きです。
  • ダンスの筋肉はまだ成長途上といった感じですが、細かいニュアンスも入れられるようになっています。そして表情づくりがとても上手い。つくづく物心ついて大人になったな~!と遠縁の親戚のような気分になっちゃいました。あと2年もすれば研修生のトップ組に入ってくるでしょう!
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=20

 

20.一岡 伶奈 「ガラスのパンプス」 後藤真希

  • まずメイクがよかったです。垂れ目がちなのをカバーするように目尻に濃いラインを入れて、強くてセクシーな女性を上手く演出できています。エキゾチックでした。
  • 後半は緊張による声の切れが出てしまいました。そんな中でも振り絞った最後の「幸せを祈るわ」はとても心に響きました。
  • こだわりは「トップがパンプスの形をしたネックレスです」って・・小さい。カメラでアップにしても見えないよ、いっちゃん!
    確か2年前のテストの時もセーラー服を裏返したような衣装で「そ、そこがこだわり?」みたいなことを言っていたような・・うろ覚えですが。でも自分もこういう細かい所につい注力しちゃう方なので、なんか分かります。たぶん変なとこで凝り性なんでしょうね。
  • 一岡ちゃんは去年から本来の良さをうまく出せていないように思います。セクシーな一岡ちゃんを見れるのも、感情を出して泣いてしまう所もファンとしては新たな一面を見れて嬉しくはあるのですが、持ち味を見失ってないか?と心配にもなります。
  • そんな中でもいっちゃんのセクシーさは他の子たちと違いやわらかくて優しいセクシーさに仕上がっていました。「ガラスのパンプス」という超絶セクシーソングにも関わらず。
    これがどうやっても漏れ出てしまうこの子の個性なのでしょう。
  • この2年で彼女の挑戦は充分に成果を出せています。ここらへんで一回原点に立ち戻ってもいいんじゃないかな・・と思いました。やわらかくて、ひょうひょうとしていて、面白いいっちゃん。いっちゃんが本当にやりたいパフォーマンス、やっていて自分が楽しくなる曲はなんでしょう?
    それを聴かせて欲しい。そう思いました。
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=21

 

21.清野桃々姫 「冷たい風と片想い」 モーニング娘。

  • 予想通りのダークホースでした!まずよくよく考えて「桃々姫」という名前からしてトゥーマッチです。々、要らないですよね。そこが彼女の魅力なんだと今回初めて生で観て、よく分かりました。
  • 予想通り、明らかに鞘師ちゃんへの挑戦と受け取れるようなパフォーマンスでした。今回数名、選曲ゆえにどうしてもオリジナルと較べて観てしまわざるを得ない場面がありました。そしてそれは至極当然のことながらオリジナルの方に軍配が上がってしまうのですが、清野ちゃんのイントロのダンスは正直鞘師ちゃんと匹敵するくらいの素晴らしさでした。まるで2年前に「memory青春の光」を歌って「福田明日香を超えた」と言われた段原ちゃんを思い出しますね・・・・
  • そして歌もかなりよかったです。失礼ながら、なんでこんな大型新人がハロプロに入ったんだろう?親御さんの方針を聞いてみたくなります。
  • 一昨年は船木結ちゃん、去年は梁川奈々美ちゃんと、私の中で"体はコドモ、でも中身はオトナ"の「コナン枠」というのがあるのですが(その二人が後に揃ってカントリーガールズに入ったのには驚きました)、今年はダントツでこの子がコナン枠です。
  • ハロプロにはダンス得意メンが何人もいますが、清野ちゃんのダンスはその誰とも違う個性を持っているのでもしデビューしてくれればまた面白いことになると思います。具体的には、横幅の表現力が広いです。手足の長さを活かしているとか、横の一歩一歩がでかいというのではなく、なんというか、観客席から観ると彼女の支配している左右のスペースが人よりかなり大きく見えるんですよね・・。なんでだかはまだ分かりませんが。すごくいいです!ああ、この子と鞘師ちゃんが一緒に歌い踊る所を見たかった・・
  • そんな文句無しのパフォーマンスをした清野ちゃんに対して、まこっちゃんが今回唯一と思われる危惧をぽろっと語っていたのは印象的でした。「若くから何でも器用にこなせちゃう子はその先が先細りしやすい。松浦亜弥は今でこそアイドルの塊みたいな感じだけど最初は全然そういうことのできない子だったわけですよ」。それにしても年々実力診断テストにおけるまこっちゃんコメントのつんく♂先生化といったらすごいです。実力のある子にあえて松浦亜弥の例をぶつけてくるなんて正に同じ手法じゃないですか!
  • http://www.barks.jp/news/?id=1000126806&page=22

 
以上です。本当はこの後総評やこぼれ話など書くつもりだったのですが、全員のことを考え過ぎて力尽きたので今回はここまでにします。。。

ひとつだけ言いたいことがあるとすれば、
  • 今年の結果(笠原桃奈ちゃんと清野桃々姫ちゃんの同票ダブル受賞というミラクル)は研修生全員の努力と実力と魅力が花開いたからこその奇跡であって、それは受賞しなかった子たちも含めた全員の功績であること。
  • 今年のキーワードはとにかく「オトナ」であったこと。「カラダだけがオトナになったコドモ」の笠原ちゃん「中身だけがオトナでカラダはコドモ」の清野ちゃんという、正反対のベクトルで成熟を見せた二人が受賞したということ。

ということです。ひとつじゃなくてふたつになってしまいましたが・・。

 

それにしても本当にいいものを見た!歴史の1ページに立ち会った感覚をおぼえました。ではまた!

 

1 Let's say “Hello!”

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